ヴェネチアで1000年の歴史を持つ伝統工芸品

ムラーノ島の熟練した職人だけが作ることが出来るガラス工芸品

ムラーノガラスは約1000年もの歴史を持っている高級伝統工芸品です。
日本では一般的にヴェネチアンガラス（グラス）と呼ばれていますが、海外ではムラーノガラスとして知られています。
 
アドリア海の女王と称えられた水の都ヴェネチア。
ヴェネチアが共和国だった中世時代に技術の流出と模倣を避ける為に一つの島に職人と工房を集合させました。
それがガラス職人の町ムラーノ島の始まりです。
ここで独自の技術・技法が磨かれていきました。
ムラーノガラスは金や銀、プラチナ、アベンチュリンなどを混ぜる物もありガラスの宝石とも呼ばれていました。
 
ムラーノガラスは中世時代から今日まで変わらない歴史的なガラス加工技術によって製造されています。
ソーダガラスと呼ばれる、鉛を含まない炭酸ナトリウムと砂から生み出されたガラスで出来ています。
 

本物のムラーノガラスは割れないガラス‥？

ムラーノガラスは歴史的な加工技術で製造されていて、多少のことでは割れる心配はない様です。
当店ではヴェネチアから輸入し、お客様に発送をしておりますが、その中で割れてしまったことはありません。
震災時もムラーノガラスだけは割れなかったという話が有ります。
 
※万が一、発送途中で割れてしまった場合は保証させていただきます。
 
ただ、入荷後の保管方法を誤ってしまい、細い接続部分にヒビが入ってしまったことはあります。
ムラーノ島のマエストロに確認し、割れたり、ヒビが入った場合は樹脂で補強が出来ることを知り、修正に努めました。
当店で購入後のガラスのメンテナンスも今後はさせていただきたいと思っております。